マイクロファイバークロス(タオル)の使いやすさは
最近見かけるマイクロファイバー 数年前から見かけるようになった「マイクロファイバー」という素材があります。毛布など、冬のあったか素材として見かける事が多かったですが、最近はタオルやふきんや雑巾の素材としてもよく見かける様になりました。私はこのタオル(というか、本来の用途はおしぼりかも)を使い始めてみて、すっかり気に入ってしまいました。 中でも特に、1辺が30cm~40cm前後のものがとても使いやすくて気に入っています。おしぼりやタオルハンカチのサイズです。おしぼりやタオルハンカチ自体は昔からあったものですが、従来その素材はコットン製の一択に近かいものでした。しかしここ数年の間に、素材がコットンではなくポリエステルやナイロン、あるいはそれらの混紡のマイクロファイバーでできているものがよく出回る様になりました。マイクロファイバー製のおしぼりは、これまで使ってきたコットンのものとは、使い心地がずいぶん異なっています。 新品で乾いている時は頼りなく感じるけれど ポリエステルやナイロンのマイクロファイバーのタオルは、乾いた状態ではコットンのタオルよりも軽く、薄くて頼りないぐらいに感じます。しかし水を含ませてみると急にしっかりとした独特のボリューム感が出て、頼りなさは一気に消えます。そして絞ったときの水切れの良さがたまりません。握りしめると、「ブシュー!」と、繊維の間に含まれた水が一気に溢れ出て滴り落ちます。ただふつうに手で絞っただけでとにかく水がよく切れて、タオルに残る水分がずいぶん少なくなる感じです。従来コットン製の物しか使っていなかった私にとって、初めて使ってみた時にはまさに新感覚という言葉がぴったりの水切れでした。また、絞った後には、水分が良く切れているだけに、干し始めてから乾き上がるまでの時間がずいぶん短いようです。 耐久性も優れています。もともと、コットン製のタオルの耐久性を強化するためにポリエステルを混紡していたりしていた位ですから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。せっかく使いやすくても耐久性がなければ経済的ではないという事になってしまいますが、そこは心配要りません。 さらに価格も安いのです。30cm✕30cm前後のおしぼり位のサイズだと、1枚あたり100円前後です。ディスカウントストアや大型スーパーでセールの時に買うと、50円前後の単価で手に入る事も...