リーダーシップでいちばん大切なこと  酒井穣 

リーダーシップでいちばん大切なこと  酒井穣  日本能率協会マネジメントセンター  2011



 また勤務先の取締役の著書だ。



 リーダーシップに関する本を読んだのは初めてだった。他の人のレビューなどを読むと、リーダーシップに関する従来の本にはきっと書かれていない様な内容が書かれているのではないだろうか。



 リーダーとは、文字通り考えればリードする者だ。どこかのリーダーに付いていく者は、フォロワーだ。そして、フォロワーの数が多くとも少なくともリーダーはリーダーであり、画家のゴッホのように生前はフォロワーが全く居なくても、死後に多くのフォロワーを生むことがある。そういうリーダーも居るという。自らリーダーになる事を選択すれば誰でもリーダーになれる、という事が書いてある。



 これまでに誰からも聞いたことのない、非常に斬新な視点であった様に感じたが、だからと言って奇をてらった様な違和感は感じず、内容にとても納得できた。元気の出る一冊だ。



リーダーシップでいちばん大切なこと [単行本] / 酒井 穣 (著); 日本能率協会マネジメントセンター (刊)

リーダーシップでいちばん大切なこと [単行本] / 酒井 穣 (著); 日本能率協会マネジメン...