「突破する力」猪瀬直樹

「突破する力」　猪瀬直樹　青春出版社　2011



　最近はハードカバーの経営学のクラシックスに凝っていて、そういうのばかりを読んでいた。そうしたところ少し疲れたので、文字数も少なく、読み物的な本書を息抜きのつもりで読んでみた。



　著者の著作は実のところ読んだ事が無かった。副知事としての活躍をニュースを通じて少し知っていて、著者への興味が少しある程度だった。そんな事から、ツイッターでもフォローしていた。ストイックにジョギングをしているというツイートに、感心していた。



　読み終わった今、以前よりももう少し著者のファンになったかも知れない。30歳を過ぎてからのデビューだとか、飾らずに書けるのは、現在の成功があるからこそのゆとりなのだろうか。きっともの凄く考えて、もの凄く努力したに違いない雰囲気が漂っている。最新の機器に先行投資するあたりなどは、貧乏性の自分にはきっと見習うべき所ではないかと感じる。著者と違い、自分は少しばかり貯めてしまったが、将来の為に投資せねば。







突破する力 (青春新書インテリジェンス) [新書] / 猪瀬 直樹 (著); 青春出版社 (刊)