「チーズはどこへ消えた?」 スペンサー・ジョンソン 

「チーズはどこへ消えた?」 スペンサー・ジョンソン 扶桑社 2006



 ウェブマーケティングと不動産の勉強ばかりの休日が続く。合間にふと気分転換してみたくなり、読んでみた。一昔前に話題になったベストセラーだ。かつての自分ならば、今更読むのはちょっと格好悪い気がしていたが、今はもうそんな事は気にならなくなった。内容を知らないままで居るよりはずっといい。



 読んで良かった。文字数は少ないし、簡単で理解しやすい。しかし実行するのは難しい。でも、実行した方が良い。そんな事が書いてある。



 「旬なタイミングを逃してしまったからそのベストセラーを読むのをためらっている」というかつての自分の行動は、まさしく新しいチーズを探しに行かず、ひとつの所に留まっている様なものだ。気付かないだけで、自分にはそんな行動が他にもたくさんあるのだろう。



 ひと事で言うと、テーマは「素直」という言葉に近いのだと思う。あの松下幸之助氏も、「素直」という言葉をある種キーワードにしていたそうだ。揮毫にも「素直」多く書いたらしい。



 自分も凝り固まった考えを捨ててスッキリしないと、この先も成功はないかも知れない。



チーズはどこへ消えた? [単行本] / スペンサー ジョンソン (著); Spencer Johnson (原著); 門田 美鈴 (翻訳); 扶桑社 (刊)



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