すぐに役立つ電話英会話
すぐに役立つ電話英会話 トミー植松 ジャパンタイムズ 1986
担当業務の中で英語を使う機会がない者にとって、英会話の腕を試せる数少ない貴重なチャンスの殆どが電話からやって来る。そんな事はないだろうか。
例えば何気なく会社の外線電話に応答したら先方が英語で話し始めた、携帯電話に出たら外国人のヘッドハンターだった、という事は、そう滅多にはないながらも、道端に居て英語で道を尋ねられる機会よりは多いという気がしている。
しかし、そんな電話に応答する時に、何を言って良いか分からず焦ってしまう。
例えば、日本語で電話に応答したとき、仮に
「私が何をして差し上げられるでしょうか」
と言ったとしたら、通じない事も無いだろうが、ちょっとした違和感があるだろう。
「どういったご用件でしょうか」
と言えば、そのほうがよほど聴き慣れていて自然だ。
英語も同様で、いわば決まり文句の様な、日常の言い回しというものがあるはずだ、という事に気づいてはいたが、それらを覚えるための勉強をしていなかった。その為、いざ電話が掛かってきたときには、なんと言って応答したら良いか分からず、これまでの自分はただただ焦っていたのだ。
この本は、まさにその様な日常の言い回しを数多く取り上げている。こんな場合なんと言うのだろう、と以前から気になったままの場面場面に相応しい台詞のいくつかを、効率よく明らかにする事ができた。
子供向けでなく大人向けの本であり、ビジネスシーンの会話が内容の中心だ。しかし、TOEIC600ぐらいの英語力があれば、辞書を参照する事なく簡単に意味が理解でき、どんどん読み進む事できる。また、英会話が全て左側のページに、和訳が右側のページにまとめられてる構成も非常に読みやすい。
発売が1986年で、バーコードすら印刷されていない古い本だが、収録されている例文の大半は今日のビジネス英会話でも十分生かせるだろう。
すぐに役立つ電話英会話―決まり文句で覚える [新書] / トミー植松 (著); ジャパンタイム...
担当業務の中で英語を使う機会がない者にとって、英会話の腕を試せる数少ない貴重なチャンスの殆どが電話からやって来る。そんな事はないだろうか。
例えば何気なく会社の外線電話に応答したら先方が英語で話し始めた、携帯電話に出たら外国人のヘッドハンターだった、という事は、そう滅多にはないながらも、道端に居て英語で道を尋ねられる機会よりは多いという気がしている。
しかし、そんな電話に応答する時に、何を言って良いか分からず焦ってしまう。
例えば、日本語で電話に応答したとき、仮に
「私が何をして差し上げられるでしょうか」
と言ったとしたら、通じない事も無いだろうが、ちょっとした違和感があるだろう。
「どういったご用件でしょうか」
と言えば、そのほうがよほど聴き慣れていて自然だ。
英語も同様で、いわば決まり文句の様な、日常の言い回しというものがあるはずだ、という事に気づいてはいたが、それらを覚えるための勉強をしていなかった。その為、いざ電話が掛かってきたときには、なんと言って応答したら良いか分からず、これまでの自分はただただ焦っていたのだ。
この本は、まさにその様な日常の言い回しを数多く取り上げている。こんな場合なんと言うのだろう、と以前から気になったままの場面場面に相応しい台詞のいくつかを、効率よく明らかにする事ができた。
子供向けでなく大人向けの本であり、ビジネスシーンの会話が内容の中心だ。しかし、TOEIC600ぐらいの英語力があれば、辞書を参照する事なく簡単に意味が理解でき、どんどん読み進む事できる。また、英会話が全て左側のページに、和訳が右側のページにまとめられてる構成も非常に読みやすい。
発売が1986年で、バーコードすら印刷されていない古い本だが、収録されている例文の大半は今日のビジネス英会話でも十分生かせるだろう。
すぐに役立つ電話英会話―決まり文句で覚える [新書] / トミー植松 (著); ジャパンタイム...