「フラット化する世界(上)」トーマス フリードマン

「フラット化する世界(上)」トーマス フリードマン 日本経済新聞出版社 2006



 グローバリデーション3.0が進行しているのだそうだ。グローバル化という言葉は、それほど新しいという気がしないのだが、ここ数年やたらとニュースや様々な書物や記事で強調される様になっている気がしている。と思ったら、そういう事なのだそうだ。読めばその事をよく理解できる。



 これからは競争が厳しくなる、という様な事が書かれているのだけれど、何だか世の中が楽しくなりそうな気がしてしまう。最近、ビジネスにはバイタリティがとても重要だなんて事を考えていたのだけれど、それが以前にも増してこれからの社会では必要になって行きそうな気がした。



 大前研一氏や、現在大人気の、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授も登場する。あまり物を書く視点がそれほど備わっていない自分だが、さすがにもの凄く内容の濃い取材をまとめた本だ、と感じてしまう。下巻も楽しみだ。





 フラット化する世界 [増補改訂版] (上) [単行本] / トーマス フリードマン (著); 伏見 威蕃 (翻訳); 日本経済新聞出版社 (刊)

フラット化する世界 [増補改訂版] (上) [単行本] / トーマス フリードマン (著); ...