「アクセスログ解析の教科書」 石井 研二 

「アクセスログ解析の教科書」 石井 研二 翔泳社  2004



 そしてまたwebマーケティングを勉強する週末である。



 webサーバーに生のアクセスログがどのような文字列で残されるか、という根本的な原理から解説している、まさしく「教科書」と呼ぶにふさわしい内容である。



 これで得られた知識は大きい。マーケティング情報の収集という観点からwebサーバーの仕様をチェックするポイントだとか、webサーバー引っ越すべきかどうかの議論だとか、そんなノウハウが思いがけず得られた。



 Google Analyticsを導入してみる。色々なデータ項目がある。はじめは意味が分からない。だから、webで検索してデータの意味を調べてみる。なんとなく分かる。あるいは、呼び名からなんとなく意味の想像がつく項目もある。そして、全体的に中途半端にフワッと理解した状態でありながら、不思議なものでいつからか分析できる気になってしまう。その分析結果を関係者にレポートしてしまう。私自身そうなりかけていた。自分自身の状況の危うさに気付き、はっとしたのであった。



 生ログの基本的な原理さえ分かってしまえば、賢い人ならそれらのログの使い道を自分で色々考えて、分析方法を思いついてしまうだろう。webマーケティング界の専門用語は知らなくても、データと意図している事とを取り違える事のない、確実な分析が可能になる。300ページ弱のこの本の、はじめの90ページ程でそれが可能になる。



 アクセスログの知識はもちろんだが、広く「勉強のしかた」というものについてまで考えるきっかけになってしまった。



アクセスログ解析の教科書 [単行本] / (有) いなかどっとコム, 石井 研二 (著); 翔泳社 (刊)



アクセスログ解析の教科書 [単行本] / (有) いなかどっとコム, 石井 研二 (著); 翔...