視認性ピカイチのカシオ製アナログ時計

家の掛け時計は基本的にアナログ時計にしている。なぜなら一瞬チラ見しただけで時刻が分かるからだ。 それを裏付けるかの様に、こんな製品もある。「アナログ風のデジタル時計」である。


ちょっとかっこいい。なんとなく、普通のアナログ時計よりも電池が長持ちしそうな気がする。しかも安い。これはこれで欲しくなるのだが、完全なアナログ時計でこれでもかという位視認性の良いものを見つけた。 これだ。



この数字がすごい。数字のサイズが大きいというのも見やすさアップにつながっているとおもうが、その上このフォントである。あまり見かけないフォントではあるが、くっついている部分と離れている部分がよく分かり、数字を読み間違いにくい。そして、文字盤が白で文字が黒という、コントラストがマックスの配色である。秒針だけが赤というのも、視認性の向上に大いに貢献している。
アナログ時計だと、この数字が配置されている部分(専門的にはアワーマークとかインデックスとか呼ぶらしい)に、数字の代わりに、線が描かれていたりもする。それはそれですっきりしていて、図形としてのみやすさもありそうだが、個人的には数字が入っている方が親切だと思う。それも、3と6と9と12だけとかではなく、1から12まで全部に入っているものだ。
色々考えてみると、この時計は自分の理想に近いのかも知れない。そして値段が安い。

でもこのデザイン、「どこかで見たことがある」と感じる人も居るだろう。それは、これではないだろうか。


同じカシオの腕時計である。といっても、ちょっと前からチープカシオ(チプカシ)なんて言って、売れているシリーズの筆頭格のモデルだ。上のクロックとどっちが先にできたのかは知らないが、そっくりであり、そしてこれも視認の良さは抜群である。そしてこれも値段が安い。惜しいのは、クロックと違い秒針が赤でなく黒なのだが、秒針は動いているので他の針とおなじ色でも秒針だとすぐに分かるので、致命的ではない。ベルトもシンプルなデザインでミニマリズム的である。

自宅の部屋にこのクロックを、そして出かける際にこの腕時計をしていると、