一人暮らしの掃除用具(フローリングの家)
今日、一人暮らし向けの物件のほとんどはフローリングだ。天然フローリングの他には、タ木目調のフロアタイル、木目調の長尺シートの場合もあるが、おおよそフローリングに似ている。
そういう、畳やカーペットでない、ツルツルした床の家に引っ越して一人暮らしを始める場合の掃除用具に、ぜひおすすめしたい組み合わせがある。それは、
- 自由ほうき+ちりとり
- 使い捨てシート用のフローリングワイパー
- 充電式のハンディ掃除機
この3つの組み合わせだ。試行錯誤した結果、これが部屋をきれいにしやすい組み合わせだと思う。
私が一人暮らしを始めた時、実家の真似をしてコンセント式の掃除機をつい何も考えずに買ってしまったが、これは失敗だった。あまり小回りが効かないし、コンセントが届くかどうかを気にしなければならないし、なんと言っても出したりしまったりが面倒だった。その結果、掃除をする回数が少なくなり、部屋がいつも汚かった。
そこから引っ越した時に、新しい家ではもっときれいに掃除をして暮らそうと、掃除用具についてしっかり考える様になった。
今までの反省をふまえて、掃除機を買うのは思い切ってやめて、自由ほうきを使うことにした。そう思ったきっかけは、美容室だった。美容師さんは、カットで何度も床に散らばる髪の毛を、自由ほうきをサッと取り出して掃き、ほんの短時間で床の上をきれいにしてしまう。その様子を何度も見ていて、自分の家でも使ってみようと思ったのだ。
結果は当たりだった。フローリングの家で、自由ほうきはとても便利だった。コードもバッテリーの残量も気にする必要がないし、 軽くて場所を取らず、サッと取り出してサッとしまえる。おかげで毎週1回床の上を掃除する習慣ができた。さらに、ゴミを取るのにかがむ必要のないスタンド型のちりとりを買ったら、毎週日曜日に定例としている掃除の日以外でも、目立つゴミを見つけた時はその時点ですぐに掃除をするようになった。
しかし、それだけでは物足りない事に気づいた。夏になって裸足で過ごす様になると、細かい砂埃が足の裏に付くのが気になった。そこで、使い捨てのシートを取り付けて使う、フローリングワイパーを買い足した。毎週、ほうきで全体を履いた後に、ワイパーで床を拭いた。すると、細かいホコリがきれいに掃除できてすごくサッパリした。裸足で生活しても、足の裏が汚れる感覚がなくなった。ほうきがけとワイパーがけの2つの工程を行っても、床全体に掃除機をかけるよりも短い時間でできている気がしている。
最後に、充電式のハンディ掃除機を買い足した。家の中でノコギリを使った時に、削りくずを吸い込んで掃除できたらいいのに、思ったのがきっかけだ。買ったら、掃除の頻度がさらに上がった。棚の上やサッシのレールなどのゴミを、気軽に掃除できる様になった。数秒間や数十秒間程度の掃除をする事が増えた。
引っ越した当初の、よく掃除をして清潔に暮らしたい、という思いは、実現できたと思う。掃除の作業をする量が増えたとは思わないのだが、気軽に、頻繁に掃除ができるようになり、ホコリや汚れがそんなに溜まらない様になった。毎週1回行っている部屋全体の掃除のときに、昔ほど汚れていないので、ラクに早く終るようになった。きっと、掃除用具選びが上手く行っているのだと思う。
コンパクトな部屋に、ヘッドが33センチの手軽な自由ほうき。
取り回しの良さと、効率の良さのバランスが良い45cmのヘッド。
広い家でもほうきで全然イケる。ワイドな63cmのヘッド。
ベコベコにする心配のないプラスチック製の三つ手ちりとり。ほうきの収納スタンドにもなる便利機能付き。
レトロなトタン製。こだわりのインテリアに。
蓋が開閉する文化ちりとり。このしっかりした造りでこの価格はどう考えても安い。
低価格・高品質との口コミの評判で、今やスーパーやコンビニで最もよく見かけるベストセラー。シンプルなカラーリングとデザインも秀逸。
軽い汚れにはドライシート。ゆとりある厚みでゴミがしっかり取れるタイプの中では、破格の低価格。
ご存じ高級ブランドのクイックルワイパー。Amazonならではの業務用パックで、じゃんじゃん使おう。