プレミアムフライデーは今どうなっているの?

今日は月末最後の金曜日、まさにプレミアムフライデーだ。

2017年の2月にスタートして、ちょうど5周年なのだそうだ。

こんな記事を書いている私自身もすっかりその存在を忘れていた。プレミアムフライデーは今、世間ではどうなっているのか。

プレミアムフライデー推進協議会という団体があって、その公式ウェブサイトが見つかった。最新の情報を調べてみようと思って見てみると、「お知らせ」という欄は2020.10.30を最後に、更新が止まっていた。

公式サイトの更新状況
2022.2.25のスクリーンショット

しかしもう少し下を見てみると、事業者からのキャンペーン情報は、今月も更新されている様子が確認できた。

なんとも微妙な状況だが、プレミアムフライデーが完全に無くなったものではないらしかった。

私は既に個人的に週休3日生活なのだが、金曜日の午後休というものは、色々な活用の仕方がある、価値のあるものだと思う。なんとか勢いを盛り返して、もっと世間に普及して欲しいものだ。

しかし見回してみれば、プレミアムフライデーの今日、役所の窓口も、金融機関も、証券市場も、郵便局も、普通に営業している。この状況だと、事業者はなかなか「うちもプレミアムフライデーを実施して休みにしよう」とはならないのではないだろうか。

管轄の経済産業省の仕事ぶりには残念だ。中途半端な感じがする。少なくとも、自分たちは休んだ方が良いだろう。法的に休むのが難しいのならば、せめて、バザーやイベントを開催するだとか、WebサイトやSNSを使ってプレミアムフライデーについて発信し続けるとか、対象日の午後の時間にいつもと同じ業務をするのではなく、推進するためにもっとやれる事がある筈だろう。せっかくスタートに漕ぎ着けたのだし、これまでに既に税金をいくらか投入してしまったのだろうから、うやむやにせずにもっと大事に考えるべきだ。

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