投稿

12月, 2021の投稿を表示しています

Amazon 故郷(ふるさと)の替え歌の謎そして意味

 アマゾンのCM曲が謎である。日本人なら誰でも知っているあの唱歌の故郷(ふるさと)の替え歌だ。この動画だ。 https://www.amazon.co.jp/l/10396317051 TVCMやらネットやら、色々な場所で目にしている人も多いと思うのだが… 全体的には故郷(ふるさと)なのだが、前半部分というか、冒頭部分だけが替え歌という、よく分からないシュールな歌だ。 「兎追ひし彼の山」 この部分が「かのやま~」だけに、 「小鮒釣りし彼の川 」 この部分が 「かのかわ~」だけに、それぞれ歌詞もメロディも替えた替え歌にされている。 その部分から後はふつうにあの故郷なのだ。しかしその前半の替え歌部分が一体なぜこんなふうにしたのか、と思うようなもので、とても落ち着かない。もっと言うと気持ちが悪い。後半部分に対して極端に小節の中の音数が少なくて、バランスにとにかく違和感があるのだ。もはや凡人には意味不明のレベルだ。そもそも、替え歌が出来上がったとして、CM曲にするぐらいの出来栄えだと思ったのか?もっと言えば、あれを他人に聞かせたいと思ったのか?というぐらい、ヘンな替え歌だと私は思っているのだが。 ひょっとすると、ワザとちょっとヘンに作ってというか、バランスを悪くして、それで印象に残そうとか、話題にさせようという作戦なのかも知れない。たしかにここ最近のアマゾンのCMには視聴者にストンと落ちる様なものではなく、「あれは何なのか」と思わせるような、モヤッとしたキレの悪さを残す様なシュールで奇妙なものになってきている。そう考えると、これがひとつの手法だ、という推理も働く。 たしかにその線で考えると、CM動画はまずは認知だとか関心だとか、マーケティングの入り口の部分の役割を果たすのだろうから、見事な動画だとか、洗練された動画だとかである必要は無いと言えば無いという事になるのだろう。何かヘンだよとか、どうしてあんな風にしたんだろうとか、その時点では必ずしも好意的に受け入れられなくても、観た人に気づかせたり、記憶に残らせる事に関しては確実にガツンとかましている感じがする。そこから先、欲求だとか行動だとかはまた後から別の媒体で仕掛けていけばいいという作戦もアリという事なのだろうか。 「なんでそんな替え歌をしたの?」と聴きたくなるような、不思議なCMだと感じている人は多いのではないだ...

ワーナー系列の中古CD、リッピングできないものに要注意

イメージ
自分は「サブスクよりも中古CD」の変わり者 音楽のサブスクリプションやダウンロード販売が今とても人気だ。それを知らない訳ではないが、私は今も中古CDを買って自分でパソコンを使ってリッピングしてウォークマンで聴いている。 サブスクは結構手頃な月額価格なのだが、通信環境次第では途切れたり、最悪聴くことができなくなったりする。それに、通信量が増えれば、通信キャリアに支払う他のコストが増えてしまう。一方でMP3のダウンロード販売は今でも単価が高い。特に私はアルバムを通して聴く聴き方が好きで、そういう事も加味すれば今はまだ中古CDの方がコスパがいいかな、と思っている。反対に中古CDならではの長所もある。リッピングしてウォークマンで聴けば電波状態が悪い場所でも途切れる事なく快適だし、スマホのバッテリーは温存しておける。音質だってハイレゾだ。 サブスクが人気になった事で中古CDは以前に比べて人気が低下したのか、最近は相場がかなり安くなってきた。それに加えて、microSDXCカードなどの超コンパクトな記憶媒体の低価格化も進んだ。いきおい、買う量が増えてしまっているのはある種の悩みだ。 リッピングできないCDの存在 そんな中で、「リッピングに失敗するCD」「まともに再生できないCD」というものにたまに出くわす事がある。リッピングしようとすると異常に時間がかかり、出来上がったオーディオファイルを再生すれば明らかに元の音楽とは違う、ノイズになってしまう。大昔の拡声器をフルボリュームにしたというか、ゲインをMAXにしたディストーションを2連で繋いで出てきたみたいな、原音が分からないぐらいにジャリジャリに音割れした、とにかく歪みきった音になってしまうのだ。リッピングせずにパソコンの光学ドライブで再生しようとした場合も、同じ様なジャリジャリの音質になってしまう。盤面を確認するとキズやヨゴレがあるわけでもない。 もちろん、CCCDという存在ならば知っている。しかしこの音が歪むCDは、CCCDとはどうも様子が異なっている。CCCDというものは、なんだかんだリッピングできてしまうものだ。たまに何度か失敗するような事はあっても、色々方法を変えて試せば最終的にはリッピングできる。それに対してこの音割れしてしまうCDは、ふつうのCCCDとはまた種類が違って、さらに手強いというか、絶対にリッピングは成功さ...

「テミワイ」と聞こえる洋楽の曲名・アーティスト

イメージ
ややハイトーンな若い男性シンガーの声で「テミワイ」と歌っているように聞こえるサビの洋楽のバラード曲についてです。 曲名とアーティスト名を知りたい人のための情報です。 アーティスト名: Backstreet Boys(バックストリート・ボーイズ) 曲名: I Want It That Way(アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ) リリース年: 1999年 この曲である可能性が大きいです。 「♪テミワイ」と聞こえるのは曲のサビ(chorus)の始まりの「Tell me why」という歌詞の部分だと思われます。1回のサビで「テミワイ」が3回入ります。2回目は少しメロディが違います。「サビの終わりの部分で、「♪アーウォーンリーダーウェーイ(I want it that wayと言っており、曲のタイトルにもなっています)」と歌っている様に聞こえたならば、この曲である事は間違いないでしょう。 YouTubeの動画のリンクを貼っておきますので思っている通りの曲かどうかを確認してみて下さい。 Backstreet Boysはアメリカの音楽グループです。現地ではボーイ・バンド(boy band)というカテゴリーのアーティストとして扱われる事が多いです。文脈の中ではboy bandsと複数形で使われる事が多いです。韓国のBTSや日本のジャニーズ事務所のアイドルグループなどは、それぞれの国のboy bandsたちだという風に捉えられます。 Backstreet Boysは現在も解散せず現役で活動中です。1993年の結成で、メンバーは1970年代から1980年代生まれです。