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10月, 2021の投稿を表示しています

社会人の私が学生用ローファーを履き倒す理由

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学生用ローファーは社会人にも便利 私は社会人だが、毎日の通勤に学生用のローファーを愛用している。色々な革靴を履き比べて、その実用性の高さに気づいた。 社会人が通勤にローファーを履くのはNGだという人が居る事はもちろん知っている。しかしそうやってNGだとするのはグローバルスタンダードなんかではなく、自意識過剰な日本人が小賢しく知識をひけらかしているだけの、むしろちょっと恥ずかしいガラパゴス的な文化だという事も知っている。 私が学生用ローファーを初めて履いたのは社会人になって、それも結構経ってからだ。一度試しに買って履いてみたら、やめられなくなった。学生時代はスニーカーばかり履いていて、ローファーを履いていた時期はなかった。私の生活エリアである東京周辺では、ローファーを履いている学生も見かけはするがそれほど多くなく、大多数の学生はスニーカーを履いている印象だ。 時々、自分以外にも学生用に見えるローファーを履いている社会人を見かける事がある。私は一方的に親近感を感じているが、その人達が私と同じ考え方でそうしているのかどうかは分からない。 私にとって、学生用ローファーのどんな所が気に入って愛用しているのかを書いてみた。  日本の学生用ローファー、実用性最強説 日本の学生用ローファーはコスパの代名詞のような製品だ。こんなものを買えるのは日本人に与えられた奇跡的な特権だ。これを履き倒さないなんて、せっかく日本に生まれたのにもったいない。 学生用に限らず、ペニーローファー(コインローファー)はそもそも絶妙に便利な革靴だ。脱ぎ履きが楽で、歩いていて紐がほどける心配がない。ある程度きちんとしていて、だからといって堅過ぎず、いくらかリラックスした雰囲気がある。真面目なイメージもあれば、かつてマイケル・ジャクソンやマイルズ・デイヴィスをはじめミュージシャン達にも愛用された小粋なイメージもある。仕事の日にビジネスの服装に合わせても、休みの日にカジュアルな服装に合わせても、よく馴染む。これほど幅広くコーディネートしやすい靴というのは珍しく、代わりに同じぐらい履き回しの効く靴を探そうとしても、そう見つからない。 私はかつて外国に暫く駐在して、その周辺の国々にもよく出掛けた。ローファーには日本でこそ学生靴のステレオタイプがあるもの...

重たくてかさばる不動産の契約書ファイルが時代遅れ

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不動産の契約書ファイルは使いづら過ぎる 不動産の売買をすると、不動産屋さんは契約書などをひとつのファイルにまとめてくれます。 下の写真の様なファイルです。 このファイルに満足できません。何なら、ちょっとばかりイラッとさえします。 なぜなら、高価である割に、使い勝手がまるで良くないからです。短所を挙げると、具体的にはこんなものがあります。 重い 持ち運び・保管するのにかさばる  長期間書類を保管していると書類に印刷されたトナーがポケットの内側に貼り付く 取引の直前・直後は書類を頻繁に出し入れするにもかかわらず、出し入れしづらい ポケットの耐久性が弱く契約書や重説を何度も出し入れしていると裂けてくる 接着剤が溶け出してきてベタつく もっと違うファイルを使いさえすれば、こんな短所、一気に全部解決できるのに、と思います。 私は不動産投資を行うのでちょいちょいこの種類の契約書のファイルにお世話になるのですが、この使いづらさは本当になんとかして欲しいと思います。 ある時、このファイルは一体いくら位するのだろう、なんて思って価格を調べてみたら、 千円を軽く超えるぐらいの単価でした。結構大量に発注してその単価です。ちょっと上質なタイプだと、2千円近くします。 そんなに高いのだと知ったら、なおさら使い勝手の悪さが気に入らなくなって来ます。そのコストは、結局は我々エンドユーザーが負担しているわけです。業界の風習だからとか、ウチはずっとこれでやってきているだとか、そんな意味のない前例主義で思考停止するのは本当にやめて欲しいです。 少し前に、一度だけ物件購入を一度だけ頼んだ地元の個人経営の不動産屋さんは、このタイプの契約書ファイルではありませんでした。そのかわり、100均のペラッペラでヘナッヘナのクリアブックでした。それはまたそれで使いづらいものでした。その時の仲介業者さんはたまたま両手取引だったから良かったものの、これがもし片手取引で、もう片方の仲介業者さんが豪華なファイルを用意してきた時にそれだと、取引相手とのギャップであまりにもみすぼらしく見えてしまう事でしょう。そういう問題もあります。普段から見栄を張らないように心がけている私ではありますが、相手の仲介業者に比べて自分の仲介業者が用意したファイルがあまりにもみすぼらしいものであれば、流石に嫌な気...

(TVer)筑波銀行カードローン CMの音がでかい件

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 私はTVerが大好きだ。TVerができてくれたおかげでTVが無い生活だって全然退屈しないし、困らない。もしかするとそれはTVerだけでなく、Abema TVやYouTubeのおかげでもあるかも知れない。でもやっぱり一番好きなのはTVerだ。私が特に好きな番組はお笑いだ。そんな私にとってTVerがありがたいのは、TVの時代には見られなかった関西ローカルのお笑い番組が見られる事だ。しかもタイムフリーで、見たい番組同士の放送時間がカブる事も気にせず、録画する必要もなく、都合のいい時間に気軽に見ることができる。 TVerで好きな番組を全部見たら、一週間あっても足りない。時間が許す限りTVerを見ているだけでも、一週間が終わってしまう。私にはもう暇を持て余す事なんてのは無いのだ。だから私には有料の動画サブスクも要らなければ、TVすら要らない。 しかしその大好きなTVerを見ていて気にせずには居られない事がある。それは 筑波銀行カードローンのCMの音量がやたらと大きい事 だ。それは、ちょっとやそっとの話ではない。番組部分や他のCMとレベルに差が有り過ぎる。番組の音量をちょうどよくしてTVerを見ていると、このCMが流れた時にうるさい。 CMの内容は、女性が出てきて「♪筑波銀行カードローン」という、サービス名そのまんまの歌詞の単純なメロディの歌を歌いながら、体操のような単純な振り付けのダンスをするだけのものだ。   はっきり言ってしまうと内容的には特に印象的だと感じるものが何ひとつない。しかしなぜそのCMのことをこれだけしっかり覚えているかと言うと、音量のデカさが尋常でなくデカいからだ。ひょっとすると、音量のデカさだけで勝負という奇策に出たCMなのかも知れない。 この筑波銀行は今、TVの地上波でもこのCMを流しているのだろうか?あるいはTVerだけなのだろうか。もしTVでも流しているのなら、TVerと同じ様に音がデカいのだろうか。 私の家のPCのスピーカーの場合、このCMが流れる時だけちょっと音がビリビリッと割れる。それぐらい音がデカい。そのうち指摘を受けてまともな音量に調整されるだろうか。正直言うと、早いうちになんとかして欲しい。

災害や事故の時のJR(ジェイアール)を見て思う事

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 JR(ジェイアール)と他の私鉄各線には色々な違いがあると思う。 私はそのひとつに、「マインドの違い」があると思う。 そしてそれは些細な違いだとは思わない。他との違いを特徴的づけるような、重要な違いのひとつだと思う。 昨晩、千葉・東京・埼玉の辺りで最大震度5強、Yahoo!地震情報によるとマグニチュード6.1の地震が起きた。 この文章を書いている今は、一夜明けた翌朝の通勤ピークの時間帯に入り始めた早朝だ。私鉄各社がほとんど平常通りに運行している中、未だ運転を見合わせているのがJR各線だ。運転を開始した線もあるが、それらの線も間引き運転をしたり徐行運転をしたりしている。 Twitterのトレンドには今、武蔵野線/入場規制/電車遅延/運転見合わせ/運転再開/東海道線/京浜東北線/横須賀線、など、電車に関するワードがランクインしている。そしてこに含まれる路線名はJRの路線名ばかりだ。脱線した「舎人ライナー」というものがあるが、それ以外でトップ20にランクインしているのはもっぱらJR線だ。 私はずっと首都圏で暮らしている。私鉄・JRを問わず、電車のトラブルというものは度々起こる。それは家でゆったりと落ち着いて居られる時にばかり起こるとは限らない。乗車予定の電車が止まろうが、出勤やら帰宅やらその他の用事やらで、なんとかして目的地まで移動しなければならないという状況はよくある。電車が復旧するまで待ったり、振替輸送を利用したり、色々な判断が必要になる。判断の仕方で、目的地にたどり着くまでの所要時間は大きく変わる。 そういう場合に私は、誰かから教わる事もなく、いつからとも知れず、この様な法則みたいなものが頭に浮かんでくる様になった。 交通トラブルが発生した時、私鉄各線ならばなんとかして乗客を多く運ぶ為に頑張る。 交通トラブルが発生した時、JRならばなんとかして乗客を運ばない為に頑張る。 この考え方をベースに判断すると、振替輸送を利用するか、運行再開まで待つか、大きく先を読み間違える事がない。いつもベストな選択からそんなに遠からずの、それなりにうまい具合の判断ができている。 他に、私はこんな印象も持っている。JRは、トラブルで電車が止まった時に、アナウンスで復旧までの所要時間を長めに言う。例えば、「運転再開は40分後の予定です」と言う。そう言っておきながら、20分後ぐらいに運...

楽天モバイルの問題点を整理すると

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楽天モバイルは安い。だから利用している。 しかし他の大手キャリアには無い不便さもある。 それでも今の所、安さや不便さなど、プラスマイナスを総合して考えると少しはプラスだと思うので、使い続けている。 だからといって、その不便さの部分は完全に無視できるかというとそんな事はなく、ずっと気にはなっている。このユーザーにとっての不便さを楽天モバイル側から見れば、未解決の問題点だと言ってもいい。 ではその問題点とは、具体的にどのようなものなのか。一度整理してみた。 留守番電話の解除ができない WiFiに接続した状態で電話を発信すると強制的に番号非通知になる 特殊な無料通話がウリだが、それを使うと通話が録音できない  頻繁にデータ通信が不能になる 1.は、いちおう切り替えるためのメニューを楽天モバイルは用意しているが、それがちゃんと機能しない、という状況だ。楽天モバイルも認識をしていてお詫びっぽい事を公式サイトにも載せているが、それでも年単位で修正が完了していないという、めずらしい状況になっている。 2.は、これはまあ、不便ではあるものの、通話無料を実現するために特殊なIP電話の仕組みがある様なので、個人的には多少許せる気がする。楽天モバイルでは、他社の「カケーホダイプラン」みたいに、ただ単純に電話がかけ放題なのかというと、そうではない。「楽天リンク」と呼ばれる専用アプリを使って発信するとかけ放題状態になるという仕組みがある。独自の知恵と工夫で、ユーザーの無料通話を実現してくれているありがたいものだ。しかしそれはそれとして、彼ら自身がこの不具合に気づき、公式サイトのFAQに掲載しはじめてから現在まで、年単位の時間が経過している。本気で解決しようともしないでずっと放置したままにしている姿勢だとも受け取れてしまい、その点ではちょっとどうなのかな、と思う。 3.は、2に近い部分もある。しかし、より不満は大きい。せめてクラウドでない、端末本体だけで録音できる機能を付加する事だけでもできるようにする事は技術的にそこまで難しい話ではないと思われる。ネットを見ると苦情の声が特に多くて、流石にこれを無視するのは相当なもんだな、という印象だ。内容的にも、通話内容が記録できるという事が、社会全体の言った・言わないの水掛け論を減らすことに直結するものだ。社会的に有用性があり、なんとかして欲しい...

「気に入りましたか?」Windows10の不毛な質問

いつからか Windows10のロック画面に、写真が表示される様になった。 被写体は多くの場合風景か生物だ。そしてこの写真は一定の時間が経つと自動的に差し替えられる様である。 これに対し、画面の右上のほうに「気に入りましたか?」と質問が来るのだ。  はじめは私も相手にしていなかったが、ある時期からしばらく質問に答える様になった。私は無意識にパーソナライズを期待していた。しかしどうもそのパーソナライズは行われていないらしい。 それまで、私はロック画面に表示される写真になど何の関心も無かった。ところがある日、ある建築物の写真が表示された時に面白い、と思って関心を持った。そこで、「気に入りました」をクリックした。 次に表示された写真は、建築物の写真ではなかった。その時に私は、「好みではありません」をクリックした。その時心の中では「また建築物の写真を見せてくれ」と期待していた。 写真は差し替わった。しかし、私が期待したように、建築物の写真が表示されはしなかった。何度か「好みではありません」を繰り返していたら、久しぶりに前に見たものとは違う建築物の写真が表示された。私はやった、やっと来た、という気持ちで、久しぶりの「気に入りました」をクリックした。 そんな事をしばらく繰り返した。だいぶ繰り返した。 しかし、建築物の写真が表示される確率が上がったかというと、まるでそんな事は無い。 そればかりでは無い。見覚えのある写真が何度も表示されている。それは、 「気に入りました」をクリックした写真でも、「好みではありません」をクリックした写真でも、どちらも表示される。 私は表示される写真がパーソナライズされると勝手に期待していたが、 どうやら今のところパーソナライズはされないらしい。答えたところでなんにも変わらない、不毛な質問にしばらく付き合わされていた様だ。ガッカリだ。しかし、それがMicrosoftらしいさだと言えば、そうだと思う。 「気に入りましたか?」という質問に答えても、パーソナライズはされない。何も変わりはしない。不毛な質問と不毛な回答。不毛なやり取りなのだ。